ふたなり博士の実験

声が入るとこんなにまた変わるのかと驚きましたね。なまとろさんが描いたDr.FUTAのイラストもとても美麗で、作品にマッチしていると思います。この作品がどういったものなのかは、丁寧な作品内容の説明を見ていただけれたら全て分かると思います。桃湯うがいの本人書下ろしの初音声作品です。

「スケベな開錠条件の部屋に閉じ込められる」というショート漫画なんかで流行ったシチュエーションを音声作品に持ち込んだその発想を称賛するとともに、もっと流行って欲しいと思いました。（恋人ができたことのない当方が言うのもなんです）クールそうな雰囲気とは裏腹にドスケベなところが凄いギャップでした。授乳マッサージのバケツにおっぱいを絞る時の音とか、「あー牛さんが乗り移ったらこんな感じの勢いなんだろうなぁ……」と思ってしまう謎の説得力があるサウンドに仕上がっております。

そんなお姉さんに夜はちょっとえっちなことをされ、朝は頑張れと背中を押してもらえる。この手のニッチな卑音好きな個人としては堪らないパートでした。一度振った相手とお泊まりというかなり特殊な状況だったが、彼女の愛の強さとお互いねじ曲がった性癖が見事に表現されていて、素晴らしい作品だと思った。複数プレイの魅力がこれでもかと詰まった音声作品です。

告白は拒否されたものの、その後（催眠されたので）後悔し、きみのことをしりたくなるという表現は素敵だと思います。これは忠誠を誓ってしまっても仕方がない……次回作も楽しみです。耳から頭の中に触手が入れられるのに、けっこう大人しかった印象。ものすごく雑に言えば｢頑張っててえらい！｣みたいな感じなんだけど、これで救われて、本当に泣いてしまう人も多そう。求めていたものでした。

しかし、ゲームのあらすじや、サークル様のゲーム観の設定などを充分に読んでいれば、大方のHシーンまでの入りは同じなので困惑することは少ないかと考える。