卒業式のその夜に

ドタバタとした展開に小鈴ちゃんの表情がぐるぐるしたりにやにやしたりトロトロになったりと目まぐるしく変わるのが可愛いですね。年末年始にお泊りをする百合カップルの一時を丁寧に描かれています。エロ本の中で特別という話が出た時は、大体はエッチなイベントが発生します。

本編のHシーンの比率は序盤の電話で呼び出しされるHシーンは三分の一くらい、動画配信のHシーンは三分の二くらいになっています。ヒロインの目を通して、まだ彼女の心が折れずに抵抗していることを知ることができて嬉しいです。お姉さんが昔叔父にいたずらされたシーンも2Pありそこもお得感優しくお姉さんがショタの本当の望みを叶えてくれるそんな感じで後味もすっきり。しかヌケないという方でも満足できると思います。

いつか彼女の新しい破滅の形も見られないものでしょうか。アソコを指で開く姿を大きなカットで見せる所は見抜きによし。このように、凶暴なレイプとマニアックさが渾然となったエネルギッシュな作品となっている。いいですねぇーは鉄板です。普段は無表情だけどエッチなことを抵抗なくしてくれるかわいいヒロインを書かせたらこのサークルの右に出る者はいないと断言できる。

原作じゃ絶対あり得ない展開だけどこの作品の二人ならむしろして欲しいとさえ思っていたので大満足です。本当に魅力的な設定だと思います。そして、単刀直入に言うと、今作は期待以上の出来でした。メインヒロインの敗北シーンは、本編にも勝るとも劣らないシチュエーションであり、少しでも本編に興味がある人は、一度この作品を読んでみるといいと思います。最後には素直になって自ら求めていく姿は興奮の嵐ですね（笑）

マゾヒズムという性癖がスティグマとなって主人公にふりかかる容赦のない展開は別パターンと考えることができそうです。大人の貫禄と勢いで機先を制して反撃しようとしたが、やつを[クソガキ]くらいに扱ったことが生涯の不覚となり、むしろ手の施しようもなく主導権を確実に奪われるシチュが期待されます。