わんわん・ぱらだいす

その後の話では5年経っても兄は死んでいないことから、余命宣告はされたが後生きて何十年と言われたのを黙ってそう。孕んだあとの姿もあり、征服感と加虐心を煽り立てる、シンプルイズベストな作品でした。懐かしさを感じさせてくれました。半数以上の作品を紙媒体で持っていて、かなり重複してしまうので買うかどうか迷っていたのです。プロローグとエピローグがあります。淫紋とくればファンタジー系の定番になりつつある強制命令系のアイテムです。

ただ、力ずくで止めようにも女戦士の腕力に勝てず、屈せざるを得ないために女性主導の行為が続いてしまう、男性向けとしてはM向けの響きを持っています。の味わいが濃いのに、かなりの割合が受け身のシチュエーションと言う意外性が斬新な味わいでした。お話そのものはコメディ要素もあるので、悲壮感はないです。特に後半、自分の気持ちに素直になって、竿役のショタを女として求めるヒロインは、濃厚ベロチューシーンのエロさも合わさりイチオシでした！

一戦終えた後には提督の言葉にすら発情して快感を覚えてしまい最終的には……な本です。この本以外にも同サークルの本は同様の性癖の作品がいくつもあるので彷徨える方はぜひ購入されてはいかがでしょうか。ダルマになり一生玩具にされるという思考がよぎり惨めすぎて殺せと乞う姿はとても哀れで満面の笑みでした。人間以下、生物以下のモノに貶められながらも圧倒的な上位者、支配者のようでもある不思議な雰囲気を醸し出しています。

（絶頂する手前の心のガードが一番緩んでいる時をねらって！）絵も女体の柔らかさをしっかり描きつつキャラの雰囲気を出せていて素晴らしいです。最初はこちらに敵意を向けていたお姉さんです。それでもイケる！そして、身も心もお姉さんに包まれ、お姉さんの中を満たす非常にラブラブなハーレムでした。