ベクサークCG COLLECTION14

台詞やモノローグでも、子作り煽り、子○相手に子作りする異常性・倒錯性をしっかり書いているのも最高でした。それを脅し道具とし、主人公はヒロインに対してあれやこれやと命令していきます。舞台は電車の中で、敵のセクハラ痴漢攻撃にイキ声を出してしまったら負けという特殊ルールに挑むことになった。しかもこのババア、熟女特有のこってり濃厚お下品エロスの持ち主で、だらしなく弛んだ肉厚の体は若い娘さんにはない魅力だと思います。

そんなムッチムチな「花売りのお姉さん」の仕事内容を知った少年は、何度も「それ」を覗き見ている内に我慢ができなくなり、自分もお金を払ってお姉さんと……。ブルー以外のメンバーの顛末、女幹部さん達それぞれのバトル（+誘惑？）シーンなど、続編やスピンオフを無限に妄想してしまいました……実現を楽しみにしています。貴重な作品です。内容は、自分の部屋の風呂になぜか入りに来る女性たちに、「風呂を貸す代わりにエッチなことができる」と言うものが常識になっているというもの。

女神様はいません。これを脱がさずにそのままハメるので、コスプレ好き目線としてはとても抜けました。番外編は夫のスマホからの情報しか伝わらず、その焦燥感を楽しむ作品でした。こっちや絵文字の心情描写やおちも本当に原作好きな人がかいたとよくわかります。また、絶対にHできると分かっている洗脳モノとは違ってセーフの線引きが不透明なので、ダメかも？と半信半疑ながらも攻めてみてヤれた達成感が興奮にプラスされる上手い仕組みでもありました。

この作品にあるのは極上のそれである。あちらでは全てを失い破滅した少年をヒロインが慈愛によって「マゾヒストが辿り着ける天国」に連れて行ってあげるのです。ブルーも一度は思いとどまり、耐えるところが良かった。最後まで嫌がって恥ずかしがってたのも最高でした。「ビジネスマナーとして取引先とのセックスがあたりまえになった社会」という突拍子のない世界の話。