虹は羽ばたき、南の空へ消えた

エッチは受けがスケスケパンティの上に短パンを履いたままはみチンでするというなかなかのマニアックプレイ。まさにタイトル通り。新人の「慣らし」もしているベテラン娼年の視点で描かれる。初めて聞いたとき、雪崩のお話ってどっかの伏線？と思いました。ルックスも好みだが髪色のせいか？顔の系統的にか？たま別キャラと被ってしまい混乱するかも。

前立腺をコリッコリッと受けはもう感じまくり、もちろんすぐイク。作者さん凄いな。懇願するところの感情の変化、幸せそうな様子、言葉にならない喘ぎ、「入れて、早く！」とおねだり。いかにもツンとしたプライド高いです！最後には前作のラストシーンにつながり、彼の言葉の意味がわかります。後、筋肉受けが好きな方にもささると思います！

実はお互いのことを性的対象として見ていたという。やべえから。快楽堕ちしているのもありますが、素敵なモブのおかげで凌辱物なのに読んでいて嫌な気分にならないんですよね。「快楽も過ぎれば苦痛！」……ごもっともです。タイトルの通りなのですが……本当にこの世界で一番可愛い音声を決めてほしい、と言われたら迷わずこの作品と前作をお進めさせていただきます。

ただそれだけの祈りだ。設定がデカ盛りすぎてツッコミが追いつかない（笑）一応続きものですが、単体でも読めるとは思います。愛に癒されないめちゃくちゃになるBLが好きだと作者さまがあとがきに書いてらしてなるほど最高やん。風俗プレイも裸体を色々な角度からダイナミックに描いており、前作から間が空いたのにほぼ絵柄も変わらないのも嬉しい。

万人受け！とまではいかなくても、小説だからなぁ……、と二の足踏んでる方は読まないのはもったいない！買って損はありません。しかし、弄びつつ利用していたということで。