獣○・SM・変態短編小説集「オレンジ色と三角の世界」

そんなお姉さんの本当の素顔は、お金さえ払えば誰の男根でも咥えてしまう娼婦だった。奥手な主人公に迫る様子がたまらなくセクシー。スタイル抜群なヒロインが恥辱に耐える姿が非常にささる作品。リング上バトルモノ前提では微妙感が否めない印象でした。SM調教モノのある意味王道です。

でも、この話で一番気に入ったのは、歴史/時代物でした。こんなもん娘？ものは他にはあまりないので☆5にしました。Mドリームの作品には他の作者さんにはない独特のいやらしさがあります。催眠系が好きな人には特にお勧めできます。しかもそれが集団で統一感持って足コキしてくれるのだからもうたまりません。

ヒロインが手マンという言葉を知っているという事実でヌケる。今作ではオナニー（ほぼ本番行為）をより楽しむために空間操作の類の魔術開発するというあの人の領分に入り込むことをやってのけるのです。むしろ快楽堕ちに近いです。色んな要素てんこ盛り感もあります。

売れない成人作家であるが、作品の構想を得ようとしてパパ活を始め、リアというクール系女子に精を搾られてしまう作品。男の話す淫語と、ヒロインの貞淑さのギャップにもそそられます。後日談として、[マダムキラーミニ]との散歩パートの分が少し物足りなかったのです。

これ系の作品では、学園のアイドル級にかわいくて巨乳、断れない性格で恥ずかしがり屋で、恥ずかしい状況に追い込まれて抵抗しつつも周囲の勢いに押されてどんどん恥ずかしくなっていくことこそ重要だと思っています。