人間牧場～第4章～

絵の癖は強いですが、並々ならぬ「アへ顔」「堕ち」に対するサークルさんのこだわりが伺えます。これはタイトルの通り寝取られです。回数限定の強化をいつ使うかという部分も考えどころです。ジャンルはテーブル、ゲーム内容はカードしかし本質はとても素晴らしい戦闘エロを楽しむゲームです。

ヒロインを操作する上記2行は作品内容を要約しただけだが、そういうゲームを求めているなら、このゲームは触る価値があると思われる。結婚式後のシーンで「他の人の前で普通の関係を演じるのも疲れるわね（台詞うろ覚え）」みたいなことをポロッと言うのですが、これがまた良い。ゲームのクオリティとしてはとても高かった印象。Hシーン・戦闘スキップ機能だったり、ストーリーの前後半でイベント探索と戦闘を分けていたりと、エロ部分とがかなりきっぱり分けられるのもありがたい。

10分くらいでクリアできるお手軽なゲームでした。まさにの鬼畜外道。MAPを歩き回ってヒロインが寝取られている場所を探し、夜になったら自室のPCから裏サイトに上がったヒロインの寝取られているさまを見るだけ。手軽に遊べるボリュームの割に多いHシーンそこを突かれて彼女は屈服させられる構成となっており、意志の強いヒロインが羞恥・屈辱を呑んでまで服従し、最終的には挫かれるのに説得力を生んでいる。

やる気を出させるためにあえて自分から寝取られていく気の強いヒロインがどんどん堕ちる様子は実用性抜群だった。全ての結末を確認するのはとても大変で、強靭な精神力と幸運が必要！男子便所の床に這いつくばり、ドアの下の隙間から覗くあの子のイチャラブセックス。それくらいこの作品において”空気感”乃至”雰囲気”が重要視されていて、まあ正直なところどんな作品でも初回プレイが一番面白いんじゃないかという話にはなりますが……作中ストーリー進行はプレーヤーであるあなた自身の行動選択に委ねられていて、天の采配（ダイスロール）に揺さぶられながらも主人公がたどっていく物語が一度きりの物語であると初回だけでも感じてほしい。