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自分は「フタナリモノに男は要らない」と思っているので男がやられるシーンはオマケ程度しかなくそこは良かったです。入居者選考の様子や、ここに至るまで、また、妊娠後も見たくなった巻末に作者さんの嬉しいコメントが載っています。絵も女体の柔らかさをしっかり描きつつキャラの雰囲気を出せていて素晴らしいです。

しかし話やカットが中々エロかった。その種類は非常に多く、27作品収録されてます。今作はヒロイン視点で他作品を絡めながらのストーリー進行で、東山しをんらしい陵辱の数々。兄の学園祭を見に行ったら、兄のクラスメイトたちにいたずらされちゃった弟の話です。

東山しをんの昔の作品で「女装」が不幸の原因として描かれてしまっていたのがもやもやしていたので、うれしい。余命宣告をされた兄の死後遺産相続のために妻を差し出した弟たち。しかし、そのプラスを相殺するかの如く少年は終始マイナス一辺倒です。かわいいこれぞ正統派ヒロインだよなぁ。

淫乱ビッチなヒロインがおじさんとエッチする話です。成功したからシリーズとなれたわけで、その事実がこの作品の価値を証明しています。元ネタを考えるとこのタイムマシン、一方通行で未来には戻れないやつなのでは？と思ってしまいます。最後にもバニーとは違うヒロインの姿が是非最後も楽しんでください。

自信に満ち溢れた冷静で強気な魔術師がアへ顔を晒して果てる安定の描写に興奮しました。