ミルクランドオムニバスvol1

巻末に作者さんの嬉しいコメントが載っています。エロだけでなくストーリーもしっかりしていて、主人公とヒロインの関係が徐々に変化していく様にキュンとします。大乱交の末の結末を見ると、目的と手段が入れ替わってしまったようで、兄弟たちのその後の爛れた生活に想いを馳せ興奮できる。

これまではイヤイヤながらも浮気セックスをしてきて、そこから徐々にエッチな彼女に、普段は純情な見た目からのギャップに読者はニヤニヤしていたと思います。魔法処女の衣装もそんな雰囲気を出してます。今回は彼女の方からメチャクチャにしてほしいという感じで乱れていきます。

大変にヌケる。牛頭畜人会の作画によって、垂れた乳房や弛んだお腹に尻と、ババアのドスケベな肢体がガッツリ描写されています。ブルーもタイマンなら何とか出来てもおかしくなかったが、悲しいかな、4対1では辛かった。微スカ描写あり、そこが苦手な方は注意。

人間以下、生物以下のモノに貶められながらも圧倒的な上位者、支配者のようでもある不思議な雰囲気を醸し出しています。これだけでも申し分のない作品なのです。年末年始にお泊りをする百合カップルの一時を丁寧に描かれています。終始イチャイチャし他展開が続くので読んでて非常に幸福を感じました。

シリーズものになっているのも嬉しいです。皮化の注射器のシーンもよくできていました。純粋で、国を救うこと、悪を討つことを考えていたヒロインが、快楽の前に屈服して悪堕ちを選び、悪堕ちコスチュームに身を包むのがたまらない作品でした。