短小劣等遺伝子根絶法

アイドルをしているヒロインは自宅で日頃の鬱憤を自慰により解消していたのです。無理やり系ではあるのです。わざわざ来日したのも甥っ子に会うため、際どい扇情的なコスプレ衣装を着たのも甥っ子に見せつけるため、大胆にリードしてあげるのも素直になれない甥っ子のためです。

奴隷落ちしていない人はヒロイン含め残りわずか。そのたびに情けない顔を晒しながらも挑み続ける主人公の姿がまた最高。ここから入門するのも良いと思います。読み手にまで伝わるようなムチムチボディから放たれるむわっとした熱気。パパ活に不慣れなキクトがおそらく自分の娘ほども年が離れているリアちゃんに翻弄される姿が滑稽で面白い。

しかも恋人より主人の方がペニスも大きくセックスも段違いに気持ち良いとか、もう無理じゃん……。主人公は彼女が風邪を引いたのをこれ幸いに検査入院させ、言葉巧みに誘導し、密かに媚薬も仕込むなどなかなかの計画性の高さを見せます。玩具を見つけ「マジか」と畳みかけ、更に「そういえば弟は……」という回想挟むことで、危機感と焦燥感をうまい具合にかきたてる。

ビジネスの場でえっちな接待や挨拶が当たり前になった世界でのお話です。責め手の女性の実に意地悪そうな表情、耐える女教師の快楽に抗う様、そして決壊と共に無様なアへ顔を晒す「敗北」までの勢いは最高にヌケる。その後のヒロインは逝きっぱなしでした。ビジネスとわかっていながらもビジネスというところに興奮します。