令嬢と下働き

エロ下着を着用したまま一日お仕事を強いられた小鈴ちゃんが発情しておにいさんをいじめます。日常の社会生活では決して見せない素顔を見せられるということは、本心もさらけ出せるという事。私自身コミックマーケットに行ったことがないため、そこで頒布された本がどういったものなのか、おおよその相場は分かりません。

しかし、欲張りなマゾの業というものは恐ろしいもので、行き着く果ては相手に自分へ一片の情け無く、ただただ嫌悪しながらマゾの快楽を与えて欲しいと思ってしまうのです。逆転などもなく、おねショタが好きなら間違いなく買いの作品だと思います。けど残り3つは最高。

このヒロインって、MにもSにもなりそうな要素のあるオールマイティーキャラなんだなぁと思いました。ゲームやアニメでも知られているヒロインたちが敵に捕まり、陵辱されてしまうマンガ。こんな事バレたら……とか、見られちゃう……とか思ってるのに、その状況を仕組んだのは自分なんです。

ヒロインたちの想い人だった視点で見るとこの上ない寝取られ。実弟二人にそれぞれ妻違いで子供を作らせたのはこの関係から逃さないためでは？長兄が二人の子供が生まれてから妻達に種付けしていることからそう思いました。学くんに恭介くんの死の責任をあそこまで苛烈に問えるのか実際かなり微妙なのも話の救われなさに寄与しており総じて作劇面に注意が配られた作品だと思いました。