濁流 ―余命2ヶ月―

お店の終了時間になったところから始まるのです。それでありながらも二人ともがお互いを思い合っている感じも出ており、性欲だけでなくパートナーとしてちゃんと繋がっているのが見て取れるところも好感が持てました。ハーレムプレイは3話と4話の親子丼（前後編）だけど、さらっと流される3人娘のハーレムプレイとかもじっくり見たかったかな。

あるいは意図的にその可能性を匂わせ、寝取られそうな危機感とスリルを煽っているのかもしれません。そんな量産型が今作のヒロインです。内容的には丸呑みです。それも、本来セックスにおいては強者であろう立派なチンポから、本来は小作りのための、あるいは相手に注ぎ込む欲望としての精液を敗北の証として搾り取られる。

爆乳感とグラマー感が漫画でいながらリアルな味も醸し出していて実際に対峙している様な錯覚に陥るデッサン力のある絵です。クールな女の子とパパ活をし、内なるM性を見抜かれながらいいように扱われてしまいます。商業誌の作品では数冊DLsiteにあったので楽しんでいたのです。

勇者クンに覆いかぶさるシーンと下半身アップの画の威力は中々のものです。ついに悪魔ちゃんにバレたのか……？って感じのラストも続きが気になって昼しか眠れないくらい、いい引きでした。つまりは嫌よ嫌よも好きの内ツンデレ式ラブコメの可能性も匂っています。

延々と甘だし状態でどろどろになっているヒロインを観たい方は今すぐ買うべき。中盤に登場する美人母娘の回は、他よりも濃密に描かれています。