とある科学の陵辱催眠

主人公は売れない成人向けの作家。中出しのエッチなチャンスを描いた話です。心は男性で可愛くなった自分が好きで、アナルの快楽が好きなヒロインだと思いました。それも、本来セックスにおいては強者であろう立派なチンポから、本来は小作りのための、あるいは相手に注ぎ込む欲望としての精液を敗北の証として搾り取られる。

射精（設定を考えると初射精でもある）させると同時に催眠を重ねがけする。コスプレをするシーンがあり、そのギャップがよかったです。独特な世界観を創るのが得意な方のようで、非常に楽しめました。まず、見た目が本当に秀逸です。養父との関係や今の境遇を語っていましたが、そのへんの所が掘り下げられます。

肝心のリョナパートの四話、確かに一人が結構長めにリョナられます。エッチなだけじゃ無くて世界観がしっかり作り込まれているのでとても面白く、ヒロインだけでなく出てくる生き物も良いキャラしてて好きになりました。最後にもバニーとは違うヒロインの姿が是非最後も楽しんでください。

古いものだと15年以上前の作品も入っているのです。敵にいいようにされて快楽を覚えてしまう苛立ち、してはならないことをしてしまいそうな緊張がエロと一体になっており、ヒロインピンチ作品としてのきりきり舞いがユニークなものとなっている。ヒロインのキャラ紹介見てからもう一度本編読むと二度おいしいです。

一読の価値あり。快楽堕ちアフターを描いたおまけパートも満足です。全作を知っていなくても話の流れがつかめれば楽しめるかと思います。