N2-BOX vol.03

けれども悲壮感が無く、最後までコメディタッチで読めて読後感も素晴らしいです。腋への弄り方も「くぱぁ」と広げられたり、ぷにぷにとつままれたりと、性器と変わらない腋のエッチさが渾身の筆致で表現される。（異論は許さない）肝心のエロについても、ババアが年甲斐もなく娘よりもエロい格好でフェラチオやパイズリをしたり、路地裏で汗と体液まき散らしながら盛り合ったりと濃厚な絡みを堪能出来ました。

女性の体の描写が非常に上手くてエロいボディが最高です。欲を言えばいきなり4人同時にではなく、個別の責めももっと見たかったですね……。後日談として、[マダムキラーミニ]との散歩パートの分が少し物足りなかったのです。貞淑な雰囲気だけ出しててそれがまたギャップを誘って、エロい。

濃厚な絡みもありかわいさ&エロさがバランスよくはいっており短めではあります。ひと昔前の作品集です。最後らへんはアへ顔のコマが連発するので、そういうのが好きなら間違いなく満足できると思います。情欲をかきたてる吐息に匂いの描写。「仕事だから……役目だから……」と素直になれずに心のなかで言い訳しながらもノリノリで精処理に挑むヒロインの叙事に感化されて、ついに体の疼きが限界になって本番に……

そして小悪魔にはいつか幸せになってほしい！唐突に同行する事になったTVスタッフから必殺寝取人の臭いを感じて戦々恐々とする感覚を自覚しました。この作品を読んだ直後の感想は「なんや、このゆるさは！」です。