CLUB Acidへようこそ! スピンオフ「島田さんの生態」

『「セフレ」でいなきゃ』と考えたり、泣いちゃうのが過去の恋愛遍歴や受けてきた扱いというか……ビッチに徹しようとしている感じのカレのいじらしさがたまりません！同じ演者さんとは信じられないような弟くんのイイ喘ぎっぷりにとてもドキドキしました。一人寝が寂しいカレの愛好品とかそういう用途もあるんでしょうかね。なんだか新鮮でめちゃくちゃ面白いASMR体験でした。残虐描写や脅かし要素はありませんので、比較的安心してお聴き頂けるのではないでしょうか。

まず犬飼大義というキャラクターのいろんな塩梅があまりに絶妙すぎて唸る。この方の掠れ声の艶というか色っぽさがすごくすごく好きで、この作品の初々しい系キャラと合うのかな？とにかくこの作品が最高であるということを伝えたいのですがうまく伝わりません……受のトータル射精の回数すんごいことになってる。自身のどうしようもなさを諦めるような態度をとりながらも生にしがみつく人間らしい姿はどこか渇いた作中の空気も相まって胸が切ないほどじりじり痛みます。

萬屋万次郎さんの演技も脚本も素晴らしかったです。なんてったって！そう！後半のオラオラ攻めてるとこめっちゃ好きです。最高すぎてそれしか言えんです。シナリオの構成もエッチでめちゃくちゃボリューム感のある作品。シナリオ担当された作品初めて聞きました。それはそれとして作中での喘ぎ声はとても可愛かったです！

他の作品では割と声が高めの方ですが、試聴して頂ければわかる通り結構低めです。たくさん詰まった愛のある作品でした。唯一射精音に違和感がありましたがSEなしも選択できるので、もどかしい恋の過程が気になる方に聞いてほしい作品です。今までレビューしたことは無かったんですがあまりに良……となったのでつい……落ち着いたお声に敬語がギャップ萌えのような感覚を誘う……絶妙であり絶品。