その罪の、名前 I

おかげで、不器用ながら努力して築き上げた受けの自尊心を「受けから壁を崩してしまった！」という感じで終盤には恋人同士の営みに！（日付が変わるのを今かいまかとお待ちしておりました！）。長い舌を入れた断面図とか舐めるとこはエッチでよかったです。｢検査ではたくさんの資料が必要になるから出せるだけ全部出すんだよ｣もう、このセリフからフラグが立っててワクワクでした！

マニアックな拘りに毎回感動します。弟の鬼畜っぷりもですが、兄の奉仕っぷりと乱れっぷりがとてもエッチです。受けさんは一見するとお嫁さんの借金返済を迫られ、借金取りたちに身体を使ってご奉仕しなくてはいけなくなってしまうかわいそうな立場なのです心だけは従わない感じがめちゃめちゃ好きだったので、少しつまらないなあっと思ってしまいました。

本当に愛しているって感じがして良かったです。おすすめです！エッチ度でいえば前回の方がエッチでしたけど、ふたりで風呂に浸かってるシーンで萌えたので、エロ本というかBLとして楽しみだしていることに気付きました。絵も一物描写もとてもお上手でこれは他の作品も読みたいです。モブの書き込みについて力が入っているというところは同意しますので、私は少年の方に焦点を当てさせていただきます。

もり苔先生の今後の作品が楽しみです。起承転結が美しいのです。別の保育士や息子がいる部屋の隣でセックスしているところで、隣の部屋から息子が「ねーパパぁ、まだおうち帰らないの？！」の箇所はスリル満点。BLノベルではあるのですが、3人の関係性を楽しむ作品でした。この描き手さんの受けの本を色々漁ってみようかなと思いました。