茜色の神子

結構イケメンなのでみてて気分がよい。ものの数分でエロシーンに入るっていうシナリオの凄さ。鑑賞しているような爽快感と疾走感のあるエロシーンの連続。私的に少し残念なのはカレの顔がほしかったかな。かなり激しい検査にいき狂いながら頑張る生徒くんの健気で可愛いこと！

今回は先輩は催眠かけられてません、かけられるのは周りの友人たちです。後編的にこの後を読んでみたいし、他テーマでも沢山読めるといいなと思えた作家さんでした。新堂さんが好きで、購入致しました（´▽`*！）端的に申し上げますと、最高でした！そういうモードになってからは、素直すぎるくらい。途中、攻めの友達がエッチのターゲットになった妄想があります。

私は好きですよ、こういう重い設定……！なぜなら、どうしてそういう性癖になったか、なぜそのプレイをしているのかが段々分かってくるからです。たた、そういうシーンも登場人物の性質を表す為に必要なんだろうなと思わせます。シリーズ化でもっと色んなシチュエーションを体験したいです。本編読みたくなるお話です。

中年風おじさん受けなのと絵柄が濃いタッチなのでサンプルを見て好みかどうか判断した方が良いかと思います。ちょっと清楚な感じもする主人公、小悪魔的な相手役、それぞれに魅力が爆発している。どうしても認められたい主人公と、そんなカレが好きで守りたい相手役とのやりとりが、微笑ましくもありドキドキしたりする場面もありました。ただ残念なことに愛はなく、むしろちょっとひどい結末で終わっているので、カレは何を思って主人公に手を出したかがいまいちわからないです。

二人のことが大切かつ友達としての隙もあり強く出られず、ただただ受け入れ快楽に喘ぎ、次第にM性を見せていくのがいいですね。なんて美しい身体なんでしょう。この作品だけでも十分楽しめます。主人公の間男くんが可愛い。