THE HUNGER

この作品、二人のすれ違いから両想いと判明するまで、結構伏線が張ってあって気づくと思わす声が出ます。少女漫画に負けないぐらい可愛い！時々一瞬だけ高くなるのも気持ち良さそうでかわいい。初めの数ページはエロ衣装を身につけて戦う勇ましい姿を見ることができます。起承転結が美しいのです。おかげで、不器用ながら努力して築き上げた受けの自尊心を「受けから壁を崩してしまった！」という感じで終盤には恋人同士の営みに！

他の方も書いていましたが、構成がしっかりしているからかな。オークの切り替えの早さと黒髪の人間族の青年の的確なツッコミも面白かったです。最初に怒涛の陵辱展開から始まり、主人公（受）とサイコパス（攻）の過去、更には何故（攻）が主人公に執着するのか？ご主人様の馬が執着してる感（キスを止めてる？ハメるの止めてる？とことか！）も系がお好きな方は、今後の発展によるかもですがハマるかも。

状況を把握する間も無く、休みなく犯されるという怒涛の展開。最高でした。コンセプトやシチュエーションにもまとまりがあり、長さもちょうど聴きやすいです。私的に少し残念なのはカレの顔がほしかったかな。任務も暗殺とかかと思って購入したら、全然違いました（笑！）険悪ハードBLが好きな人間として最高でした。そこも完璧。

懇願するところの感情の変化、幸せそうな様子、言葉にならない喘ぎ、「入れて、早く！」とおねだり。酒は飲んでも飲まれるな！正直、同人小説と軽く（エロ目的でw）舐めて購入しました。普通の話し声からとにかくずっと可愛いです。まんこの締め付け具合を二人にバラすな、という発想は唸りました。この作者さんの作品は必ず買ってる鬼リピ読者です！不安だったり妻の稼ぎに頼っている罪悪感で鬱屈していた主人公ですが、保父さんのおかげで、鳴かず飛ばずの作家人生に新たな道が開けたようですし、ある意味ハッピーエンドですね！