本当は真面目な後輩くん(5)

コントローラーというなかなかに無い珍しい作品なので重宝する作品ではないでしょうか。後輩君が主人公にかけるはずの催眠がハプニングで友達にかかってしまって友達2人と後輩君（途中までは傍観！）の3人から責められる展開。そろそろ終わりかな？って後に2戦あったのは嬉しい誤算でした。

番外編の先生が大好きだったので、あとがきで続編を描かれるかも……？ とあったので、とても楽しみです。周平のサドの一面も良かったです。告知音声のやりとりの可愛さが本当に可愛くて可愛くて仕方なくてもうさっきから可愛いという言葉しか言ってませんが仕方ないのです。本当は真面目な後輩くん(5)と題名で宣言するからには、それなりににぶいんだろうと覚悟はしていた。

最後はツンデレに落ち着く？と思いきや、ツン1割・デレ9割のデレ堕ち。作家さん買いで、新刊出たら迷わず買っています。私はいきなりこの本から手に取ったので知りませんでしたが、でもこの本からでも充分楽しめました。多分ちょっとエスっ気ある人がこの作品にハマるんじゃないでしょうか。今回の作品が凄く良かったので他のシリーズにも興味がわきました！

素敵な作品を、ありがとうございました！顔・肉体・性格、社会的地位、全て非の打ち所がない男に生まれ精進してきた主人公に対し、あまねく凡人らが天に代わって罰を与えたって思えばよい。後編的にこの後を読んでみたいし、他テーマでも沢山読めるといいなと思えた作家さんでした。しかも今回は長めのカラミもあるのでじっくりと浸れます。

反対に可哀想なお兄さんは（境遇が！）可哀想……怖いお兄さんに充分に愛されてくれ……！感度が良すぎて、キスに始まり連続潮吹きなどでプライドが程よく削がれ、好きになって上手にデレ堕ち。