聖騎士の淫情
オカワリサマ
本ページで使用されている画像はDLsite.comから許可を得て転載。
オカワリサマってどんな作品?
両親が離婚の話し合いをしている間、交流のなかった父方の祖母の家に預けられた小学生の真理。
彼女は祖母に座敷牢へと案内され、オカワリ様という家の守り神の世話役を引き継ぐのだが、茶碗に冷や飯しか盛ってはいけない、箸を与えてはいけないなど、不可思議なルールも同時に課せられて……。
(和風・ホラー短編)
作者Twitterアカウント@wKoxaUr47xGeAZy
(作品の裏話や情報を更新しています) 「お前はここを継ぐけ、ええ加減オカワリさまのお世話の仕方を教えとかんとね」祖母が真理を案内したのは、昼なお薄暗く陰湿な日本家屋の奥。両親が離婚の話し合いをしている間、小学生の真理は父方の祖母の屋敷に預けられていた。祖母は厳格な人物で、子供心に近寄りがたさを感じていたが、それ以上に真理はこの屋敷の雰囲気が苦手だった。「おばあちゃん、私おうちへ帰るよ」「先のことはどうなるかわかりゃせん。友泰もなんじゃい、よりにもよって性悪を選んで。私にゃ最初からわかっとったよ、お前の母親は育ちがよくないって。だから浮気なんぞするんじゃ」「オカワリ様って?」母への中傷を質問で遮れば、白目が濁った三白眼がぎょろりと動く。「オカワリ様はな、うちの守り神じゃよ」飴色の光沢帯びた床板を軽く軋ませながら、祖母は突拍子もない話を語り始める。「大同家は三百年続く旧家で昔はここら一帯を治める庄屋じゃった。オカワリ様は大同家が座敷牢で飼っとる神様じゃ」「飼ってるの?祭ってるんじゃないの?」真理は無邪気に聞き返す。神様といえば、神社やお寺に祭られている有り難い存在だ。「飼っている」という表現は不敬ではないか。祖母が仏頂面で呟く。「今にわかる」納戸の奥には木製の格子で区切られた、座敷と板の間を折半した空間があった。「座敷牢じゃよ」「なにそれ」「一族から出た狂人や、世間様に顔向けできない恥さらしを閉じ込めておく場所じゃ。早い話身内用の牢屋じゃの。明治までなら少しデカい屋敷にゃどこでもあった」そこで言葉を切り、因業な目付きで真理の横顔を一瞥。「時代が時代ならお前の母親も入っとったでな」「っ……」大粒の涙をためて項垂れた時、格子の向こうに転がる空の茶碗が目に入る。せいぜい二畳程度しかない空間に茶碗だけが転がる光景は、なんとも侘しく場違いだ。「あれ……」怪訝そうに指さす真理を無視、格子の隙間に手を入れて茶碗を取り出す祖母。「これにご飯を盛ってき」「えっ」有無を言わせぬ剣幕に押されて茶碗を受け取ってしまってから、おずおずと確認をとる。「台所の?炊飯器の中に入ってるご飯でいいの?」「お前は馬鹿か」祖母が毒々しい口ぶりで罵り、矢継ぎ早に指図する。「台所の神棚に上げてある冷や飯じゃ、それを茶碗に移して持ってこい」「このお茶碗汚いよ、端っこ欠けてるし。洗ってから移すの?最初からわけてあるんならそっちと交換すれば済む話じゃ」納得いかない真理がさらに続けようとすると、頬に鋭い痛みが炸裂する。祖母に平手打ちをお見舞いされたのだ。「はよ行かんか愚図!」理不尽な叱責。真理は涙が零れないように、茶碗を胸に抱いてその場を走り去る。祖母が「あの女に似て頭が悪い」と謗る声が背中に被さる。泣きたいのを堪えて台所へ行き、神棚の下に踏み台を移動させ、茶碗から茶碗へご飯を移し替える。「よいしょ」大急ぎで駆け戻ると、祖母は座敷牢の正面に仁王立ちしていた。等間隔に嵌まる木格子に背中を付け、三白眼を剣呑に光らす姿は、まるで何かを見張っているようだ。「持ってきたよおばあちゃん」祖母は礼も言わず欠けた茶碗を受け取るや、それを格子の隙間に突っこんで床に直接おく。「これでしまいじゃ。あとは週に一度見にくればええ」「見に来てどうするの」「同じ事のくり返しじゃ。からっぽになってたら取り替える。台所に冷や飯が用意してあるから、必ずそっちをよそるんじゃ。よそったらまた持ってきて中に入れる、延々同じ事のくり返しじゃ。ええか、必ず冷や飯じゃぞ。神棚にあるのじゃぞ」「待って、からっぽになってたらって……誰が食べるの?」「オカワリ様じゃよ」真理は気味が悪くなる。木製の格子の向こうには二畳程度の板敷きの間があるだけで、他はからっぽだ。粗末な茶碗の他には家具や調度すら見当たらない。「だれもいないよ……」「当たり前じゃ。俗な人間に易々と神が見えてたまるか」意見を唱える真理に居丈高に切り返す。
祖母曰く、座敷牢にはオカワリ様がいる。真理の仕事はオカワリ様が空にした茶碗に冷や飯をよそる事。
「なんで冷たいご飯なの?あたたかいほうがおいしいのに。それにお箸もないよ」「勘違いさせんためじゃ」祖母は意味深にほのめかし、格子越しの虚空に目をこらす。「守り神は祟り神にもなる。上手く手懐けられているうちはいいが、一度頭に乗らせてしまえば恐ろしい災いが待ち受ける。尽くして尽くして尽くし尽くす、冷や飯食いが分相応だと骨の髄までわからせとくんじゃ」祖母と真理の会話の間、欠けた茶碗はポツンと板の間におかれていた。祖母は所在なげに立ち尽くす真理をひと睨み、恐ろしい形相で念を押す。「ええか。オカワリ様のおかわりにゃ絶対こたえちゃならんぞ」
続きを読むオカワリサマの評価
オカワリサマはこんな人におすすめ
- 少女が好きな人
- 幽霊が好きな人
- ホラーが好きな人
オカワリサマの画像を紹介
本ページで使用されている画像はDLsite.comから許可を得て転載しております。
もっと見るオカワリサマの感想とレビュー
養父との関係や今の境遇を語っていましたが、そのへんの所が掘り下げられます。叔母の愛情に対して、素直になれずエッチを通して愛をぶつける甥とそれを理解した上で受け入れている叔母の包容力が優れた描写を醸し出している。各々にしか収録されてない要素があるので全部買った方がよりおいしい。
9割くらい黒髪かも?しかしあなどるなかれ、触手といっても攻め方は千差万別。ヒロインが悪の組織に捕まって改造されて、悪堕ちしちゃう作品です。全体的に本当にえっちなスピンオフのようでよかったです。ヒロインは知らずに巨乳・金髪・牛コスプレという組み合わせに惹かれて購入してみた。
けどまぁどのキャラもおっぱいが大きい!元ネタを知らない人でも楽しめる内容だと思います。超昂シリーズは名前を見たことがある程度で未プレイの身ではあります。そのでかすぎる乳は隣の娘から視線を奪い、そのムレッムレの脇と谷間は彼氏チンボを勃起させ搾り取り、スケベな尻肉で浮気中出しエッチを誘い込みます。
占い好きな女の子に自作の占いアプリを渡しエッチな行為で運気アップすると嘘を教えていたらエッチ大好きになっていった。序盤は生意気でビッチなヒロインが主導権を握りえげついフェラチオやパイズリで精液を搾り取っています。楽しく鑑賞しました。えっちに興味津々な男の子にマシュマロの様なおっぱいを押し付けて蕩けさせるお姉さんたちその豊満すぎるバストを使ったパイズリはもちろんおちんちんに吸い付くようなフェラチオや、寝転がってWパイズリまで……!
あんなことされたら昇天しちゃうよ……くすぐり好きの方は絶対買って欲しい作品ですね。今後のシリーズにも期待して待ってます。ロリ・JK・アイドル・母娘……特に母娘は前後編あるので、性癖ストライクな方は常識改変苦手じゃなければお勧めできます。また、ボリュームもあり一つ一つが短いので軽く楽しみたい人におすすめです。
今まで大事にしてきたものを奪われてチンポを崇拝する女の子に変えられてしまう男の子……なかなかクるものがありますね。なので雰囲気を気にせず物語を楽しむことができました。そして主人公の性格がすごく大胆で見ているこっちもすごいなあ。と思いました。
和服といえば下着をつけていないという設定もちゃんとあってめくりあげてそのままエッチするといったシーンがあったのです。ロールシャッハテストBは少しクール。弟が少々意識しているのかなとわかるコミュニケーションの雰囲気といいとてもよかったですね。
次の行為ではスケスケの網ボディタイツを着てノリノリで息子とヤる。本作は前後編のうち後編で、姉の寝取られが中心です。盗撮物なのにコミカルでほのぼの。作品としてはヒロインをめちゃくちゃにするお話です。相変わらずこのロリババお義母さんはエロすぎる倉庫で見つけた発見した制服が古いタイプのセーラー服。