くのいちVSオーク

ただ、テキストを読む限りでの印象ですが、登場する攻略対象キャラクター、即ちNPCは、単なるオブジェクトではなく、ある程度自我を持っているように推測されます。まさに複数プレイ/乱交の鬼畜外道。そして値段も基本CG枚数が多いのにリーズナブル。はっきり言って、触手エロには期待しないでください。

メインヒロインは3～4シーンでモブは1シーンでこれだけでかなりの数があると思います。これらの精神を身につけさせてくれ、しかも値段相応のエロさを持っている。自分でカードを選択する特性上、主人公ちゃんへの感情移入もバッチリで……うおおおお！耐えようと力を込めても、諦めて脱力しても包み込んで逃がしてくれない甘く激しい快感。

ADV形式で文章は主人公の一人称視点となっています。ありそうであんまりなかった触手エロゲーの中でも、今作は群を抜いて良作です。エロは島民によるセクハラがメインですが淫乱度が上がるとヒロインも積極的になっていきます。序盤ではマップ探索しても宝箱しかないので、うーん……と言った感じ、まぁ序盤が鬼門だと思います。

絵の癖は強いですが、並々ならぬ「アへ顔」「堕ち」に対するサークルさんのこだわりが伺えます。どんな組み合わせもあり得る、ということはなく、冒険者がそれぞれ戦士職、魔法職、盗賊職に分けられており、1部隊に3つの職がそろうように編成されます。この作品をきっかけに触手にはまりそうです。