Back to the FU

戦闘は独自システムによって歯応えがある内容で、難易度はやや高めです。自分好みの性交体位の種類も多くあり、どれを選んで決めればいいのか迷ってしまう、それもNPCという世界の醍醐味。ゲームは結構丁寧に作られており、「次どこへ行けばいいか分からんぞ？」と感じた人のために「ストーリーノート」なるアイテムが用意されていて、アドバイスを貰える他、村人たちも結構重要なアドバイスをしてくれます。

しかしどこか遠い地で旅をした記憶のように感じて「あんなこともあった」と”想いを馳せる”のがすごく合うんですよ……。BGMはそのままだと少し大きいですが、バックボイス同様オプションで変えられます。すべてにおいて完成されたゲームを欲するよりも、荒々しくも情熱のあるエロスが欲しいんだという方ならば、当作品は損をしないを超えて、素晴らしい作品になりえるはずです。

やる気を出させるためにあえて自分から寝取られていく気の強いヒロインがどんどん堕ちる様子は実用性抜群だった。序盤から回想の全開放ができるのでゲーム飛ばしてミステリーエロだけ見ることもできます。こちらのサークルさん、ベテランでいらっしゃるだけあり、最近のゲームはゲーム性からして工夫があって面白い。

そこからは完全に堕ちきったあとのお話ではあるが逆に言えば30日間はじっくりと堕ちる過程を楽しめるのでそちらが好きな人にも十分満足できる。本作の大きな魅力はなんといっても女性優位な世界観。俺個人としてはゲームのクリア特典扱いでもいいから、喘ぎ声や、いやらしい水音の効果音がマシマシになる要素が欲しかったです。