姫騎士快楽譚4

なにしろ表題作は本邦初のエロOAVの原作です。売れない中年作家がパパ活女子に責められまくる漫画の第一話です。コスプレをするシーンがあり、そのギャップがよかったです。力ずくでレイプするなら、そんな計画なんて初めから必要ないんです。こちらも例に違わず、素晴らしい敗北シーンが垣間見える作品です。

エッチ後の風呂描写もしっかりあって、風呂場でのイチャイチャも描かれていて良かったです。マゾヒズムという性癖がスティグマとなって主人公にふりかかる容赦のない展開は別パターンと考えることができそうです。だから実用的だし買ってよかったと思いました。

二人が互いを思い合う甘い気持ちが、画面越しに伝わってきました。可憐な少女たちの複雑な恋愛模様と百合エッチが味わえる漫画作品です。ラストの妊娠も言及は無し。特筆すべきは三者三様のおねショタが楽しめることでしょう。けど、エロの描写は十分かと。話の流れから察するに、さほど男に惚れているとは思えないヒロインです。

短編物を収録したものも含まれているので描かれた作品数としては50近くに登ります。相手は意思疎通すら出来ない触手たち。余命宣告を受けた男が二人の実弟に遺産を相続する代わりに、二人の妻を差し出せと要求、遺産を手にしたいが故に二人の実弟はそれに応じ、妻たちも乗り気で性交に臨もうとします。

良いと思えるなら買って損はないと思います。しかし、そこにあるのはデカいおっぱい。毎日セックスしたいと言うなど言動も過激になっていて、男性の股間の臭いを嗅ぐ仕草も見られます。