聖霊特捜8

ミミズを体内で育てるお薬をよく読まずに用量を超えてしまって後戻りができなくなってしまうお話です。百合の作品でありながらもイチャイチャ方面に重点を置かれた作品となっておりました。二人の女性に完璧に流されるままである一方、性欲が止まらなければ自分からも絡んでいきます。

酒の勢いに任せて唇を重ねてしまった二人の行為がどんどんエスカレートしてお互いに惹かれ合っていきます。ウルトラマダムバンザイ！私は、原作の超昂シリーズをプレイしたことはありませんでしたが、楽しめる内容になっていましたので原作未プレイの方にもおすすめできる作品だと思います。

何か物足りない。また、小悪魔がこちらでも登場します。この人の作品の共通概念として、ふたなりとそうでない女性とがそれぞれ普通に存在する世界。催眠を使って堕として肉便器にしてエロエロな事をしていきます。シチュだけで十分エロイです。「金蹴り」とあるように、キックのシーンも出てきます。

夫婦らしく気心の知れた会話を絶やさず「そこは痛い」「くすぐったい」と触るポイントごとに妻が正直に答えるディスカッションが超乳に現実味を与えていました。とんでもない賭けを提案し、クリアしたらヒロインの要求を承諾してくれるという条件で結局は嫌々着用する。

話は特になく前作や元ネタを見ていなくても楽しめます。合意の上なので無理矢理でもないです。知る人ぞ知る天才ヌギさんの初の単行本です。どこまでいくのでしょうか。