白馬に乗られる騎士

某アクションゲームの女の子とエッチする話です。最後のほうで主人公とは別の女の子も登場するのです。途中までいい寝取らせなのにオチが弱い作品が多い中これは紛れもなく最高の作品でした。キスの後にも胸を弄っている描写を見られるので、笠原は胸がかわいいとか思っているのかもしれません。

元ネタがわからなくても、呪霊退治とかの言葉から、ニュアンスは伝わると思うので大丈夫かと。次回作も楽しみにしています。絵の描き込みもさることながら、絵以外の余白を埋め尽くさんばかりに多く荒々しい擬音、行為中は会話らしい会話をせず行為に没頭していることを示す描写などなど……

まず勢いまかせのバックに始まり、お次は本番正常位。学くんに恭介くんの死の責任をあそこまで苛烈に問えるのか実際かなり微妙なのも話の救われなさに寄与しており総じて作劇面に注意が配られた作品だと思いました。また、マゾヒストが潜在的に抱える「独りでは決して満たされない」「そのくせ相手が限られる」という根源的な恐怖とラストに待つ地獄が奇妙な一致を見せるのも見逃せません。

元カリスマコスプレイヤーにお嬢様、JK家政婦さん、アイドル、幼馴染みと種類も豊富で何よりオールフルカラーなのが嬉しいですね。独特な世界観を創るのが得意な方のようで、非常に楽しめました。まさに絶望と至福が最高潮に達している瞬間でしょう。このシリーズ一刺さったキャラなので、次回以降の出番にも大変期待したいですね。