艶肉娼館～おまけ～

これらの描かれ方は「これぞ風俗/ソープの王道」だと思いました。退魔の母シリース第二弾娘のデートの監視という名目で押しかけておきながら結局彼氏を誘惑してしまいます。叶うならばいつか、巨乳/爆乳を願う次第であります。特にフェラやイラマだけしかないのでそういったプレイが好きな方にはたまらない作品です。

しかし翌朝の次のページは……なんだろうこれ。相手の黒髪ショートは寝たままではあるが、しっかりと無意識下で感じているため、喘ぎで場を盛り上げる。それを現代系エロの流行りともいえる催眠アプリと組み合わせた内容。ある理由で我慢の限界を迎えてしまうビス提督はその艶っぽさに手を出してしまい箍が外れてしまいます。

絵の描き込みもさることながら、絵以外の余白を埋め尽くさんばかりに多く荒々しい擬音、行為中は会話らしい会話をせず行為に没頭していることを示す描写などなど……調教の際、粗相があり、何らかのお仕置きをされてる状態で、戦ってるのでしょうか。最初はお酒の勢いでのキスから始まり全身の愛撫へと移ります。

この作品の素晴らしさは、このサークルさんの他作品でもレビューしてます。通して読むとやっぱりいるなと思いました。この緩急が絶妙で、行為に入ったらすぐ気持ち良くなって豹変して「クールさはどこへ？」みたいな作品もある中で、ヒロインの冷徹さというか無気力さみたいなものを残しながら、上手いこと感じている様を表現しており、見事だと思いました。