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ストーリーはかなり簡単でわかりやすいのです。縄を緩めに縛り予めお兄ちゃんに襲われる準備をしているのがいじらしくて可愛いです。ページ数も多く、ストーリーも描写も丁寧で大満足です。対戦相手が妖怪ということでさらにパワーアップしています。それがこの作品の、いつも見ている街の裏路地に来てみると素敵な場所が……というストーリーと偶然にも一致している、このサークルを象徴するような作品と言えます。

最終的には、意思が通うような描写もあります。ギャグも収録されているので比べてみるのも面白いと思います。催眠が解けたとしても今後彼は僧侶としてはやっていけないという……この何もわからないうちに人生奪ってやった感がまずシコです。だらしない顔で敗北の恥ずかしい台詞を口にしながら、快楽に飲み込まれている姿に興奮しました。

女性器がビクンビクンと動いているのもエロイです。この仕組みの最たる発想の勝利は親子丼にあります。とにかく続きが読みたい作品。掲載当時のようにストーリーや絵もしっかりとしていてサクサク読めます。敵にいいようにされて快楽を覚えてしまう苛立ち、してはならないことをしてしまいそうな緊張がエロと一体になっており、ヒロインピンチ作品としてのきりきり舞いがユニークなものとなっている。

よくよく考えると犬種で色々あるから、この作者さん、その気になればいくらでも派生させられそうですね。