コズミック・シンフォニーと雪の中で…

続きを期待して彼女は両親のいない家に主人公を誘います。全9試合、一人ずつ試合前と試合後のイラストで構成されており、凛々しい姿の隣に無様な敗北姿があるので、お手軽に結果を知る事が出来ます。この笑いの絶えない態度は一見するとラブラブに見えるかもしれません。

マニアックな趣味なのでしょう。商業媒体に発表されたものばかりです。小柄で童顔ゆえにロリっぽさもある反面、夫に負けじと彼の急所を攻め、余裕ありげに欲深さを見せる確かな大人の女を感じさせ、妖艶な小悪魔にも映りました。絵の描き込みもさることながら、絵以外の余白を埋め尽くさんばかりに多く荒々しい擬音、行為中は会話らしい会話をせず行為に没頭していることを示す描写などなど……

そんなムッチムチな「花売りのお姉さん」の仕事内容を知った少年は、何度も「それ」を覗き見ている内に我慢ができなくなり、自分もお金を払ってお姉さんと……。ちなみに前作でほぼ意味をなしていなかった退魔要素です。また、ピロートークのシーン以外は全て金髪ありでのプレイに徹底されており、金髪フェチには嬉しい仕様になっています。

金髪と話してもいいと感じる構成です。この作品はコズミック・シンフォニーと雪の中で…です。タイトルがすべてを物語っています。気に入ったシーンは、ラストの方にある絶頂してしまったところです。同シリーズの1と2とストーリーが続いています。いつもは幻想郷の住人達が華麗なふたなりバトルを展開するところが、今回は有象無象の妖怪達が相手。