あいまいな僕

家訓によりあらかじめ自分の主人である叔父さんが居て、尽くさなきゃいけないのに「主人をつくり尽くすこと」を守るとか無理じゃん……。前回に引き続き、デカい妹とHに明け暮れる兄。お店で働いてるときにおにいさんにセクハラされてその仕返しに拘束しておにいさんを弄っていたらなぜか（わざと緩く結んでた）拘束がほどけて攻守交替したりされたりする作品です。

本番のセックスシーンはその後に始まります。マゾヒズムという性癖がスティグマとなって主人公にふりかかる容赦のない展開は別パターンと考えることができそうです。そして風花さんとの本番エッチパートも妄想とは言えあります。結婚式とか幸せそうだし、めちゃくちゃ子沢山で相思相愛感が伝わってきました。

憧れの先輩がヤられているのを見ているしかできないという、同性ながらNTRモノの主人公的な立ち位置。お互いに気遣っている描写があるのが面白かったですね。呪霊の存在を認識するための呪術の準備のために、呪物と称するモノにお口で奉仕。110円以上です。

二人の女性に完璧に流されるままである一方、性欲が止まらなければ自分からも絡んでいきます。その分グロテスクさは控えめな印象を受けたので「蟲姦やえげつないいじめは好きだけどグロは無理」という方にはぴったりな作品だと思います。陰キャのヒロインと、クラス一の問題児が繰り広げる、純愛（？）作品です。