とりあえずだしてみようじゃないか2

RPGカンパニー2ということで、前作でエッチできなかった子たちの絡みや、とあるキャラクターの昔のことなどが描かれます。主人公はその一家の長男で、どちらかといえばショタ寄りの容姿です。手近な存在をエッチの対象にするのが、股間を刺激してきます。

それなりに危機感は持っているみたいです。ひたすらエッチな作品にみえるし実際単なるエロCG集としても随一のできばえです。性癖等ニッチな部分が大きいので万人には勧められません。こっちや絵文字の心情描写やおちも本当に原作好きな人がかいたとよくわかります。

さて、本作ではヒロインはまだ折れず、ダンジョン脱出を目指して突き進む。懐かしさを感じさせてくれました。この緩急が絶妙で、行為に入ったらすぐ気持ち良くなって豹変して「クールさはどこへ？」みたいな作品もある中で、ヒロインの冷徹さというか無気力さみたいなものを残しながら、上手いこと感じている様を表現しており、見事だと思いました。

既に予告されていたとおり、ボリューム満点、誰で抜くか迷ってしまうぐらいです。倒錯感がマシマシになりますね。エッチなだけじゃ無くて世界観がしっかり作り込まれているのでとても面白く、ヒロインだけでなく出てくる生き物も良いキャラしてて好きになりました。

息子を褒めるとこがまた、可愛い、お父さんが可哀想です。絵を見て惹かれた方はもちろん、紙版を所持している場合でもオススメできる作品です。