つまをめとらば魔王さま!～花色ヘプタグラム～

最初はかなりクールな感じで、責められるようにエッチが進みます。そんな彼が病院へ行って、そこでショタコンの女医さん達に治療と称されえっちなことをさせられる、という、完全女性優位な内容となっている。竿役の男をハンナリとした関西弁で誑し込まんとする姿（※授乳スタイルでおちんちんをオナホで扱いてもらう場面等）にも注目したい一冊。

貴重な作品です。しかし、このサークルさんの、このシリーズには、今まで何度もお世話になっているので、今回も買ってみました。学くんに恭介くんの死の責任をあそこまで苛烈に問えるのか実際かなり微妙なのも話の救われなさに寄与しており総じて作劇面に注意が配られた作品だと思いました。

次回作も楽しみにしています。人間関係が面白かったです。絵も女体の柔らかさをしっかり描きつつキャラの雰囲気を出せていて素晴らしいです。こんな可愛いヒロインが支給されるといわれたら、今すぐ地獄に就職したくなっちゃうくらいに可愛いですね。セット内容としては通常のデータ（ショートヘア版）に加え、PCなどで見る場合に、より綺麗に見えるグレースケール版や先に発売されていた同人誌版。

天使/悪魔の目で見ても普通にエロくて使えるのはさすがはZiPです。これだけでも申し分のない作品なのです。さて、また今度でね。でもそこがいい。ヒロインが「出逢う者すべてをマゾに変える魔性の女」という役割をこえて相応の動機を持って恨みをぶつけてくる。