その星は汚されて2

だから感情移入できた作品でした。悪の女幹部が営むハーレムM性感～ブルーを惑わすハニートラップは、悪の女幹部が経営する風俗店を、発見、調査に向かうも悪の女幹部達の色仕掛けによって、骨抜きにされてしまう作品。そのため、こういった分野が苦手な方でも楽しめると思います。

学くんに恭介くんの死の責任をあそこまで苛烈に問えるのか実際かなり微妙なのも話の救われなさに寄与しており総じて作劇面に注意が配られた作品だと思いました。終始イチャイチャし他展開が続くので読んでて非常に幸福を感じました。しかし、この部分があるからリョナられるパートが際立つ、この作者様のパターン通り。

そばかすはあまり可愛くしすぎないための記号でしょうか？そばかすがあることで擦れていない純朴さが表されているような気がします。超昂シリーズ、三部作主要ヒロインが勢揃いした作品です。アートでもあるんです。クール系女性とおどおど系男。騎乗位、側臥位、立ちバックと、時間をかけて子作りしていく様子が自然なつながりで描かれています。

ヒロインが感じてる時の表情はとてもえっちで、その表情だけでお値段以上の価値がありました。この緩急が絶妙で、行為に入ったらすぐ気持ち良くなって豹変して「クールさはどこへ？」みたいな作品もある中で、ヒロインの冷徹さというか無気力さみたいなものを残しながら、上手いこと感じている様を表現しており、見事だと思いました。