月刊コミックパラダイス2002年10月号

1pめくるごとに色んなキャラの敗北姿を楽しめます。基本的にジェスチャーと筆談で意思表示をするので、迫られてる間も基本的に声我慢の状態でいつ声を発するかが見どころで最初に声を発した時、心動かされました。巻を追うごとに身体の柔らかさや感情の昂りなどの表現がパワーアップしていて……そういう意味でも実用的です。

コマンドによる説明文と容赦の無く繰り返される責め。かつて自分がいたずらされた叔父の家でショタをガン掘りするという展開。いざ行為に入ると、少しずつ少しずつ感じ始めます。個人的にはヒロインが主人公を責めて欲しい、憎らしい感じとかアイツラが良い味出してる。

次の行為ではスケスケの網ボディタイツを着てノリノリで息子とヤる。最後、兄と母の関係を間違いないと母子相姦の現場を見て知るに至り、ある意味捨て鉢、やけくそになって「だったら俺も」と、入浴中の母を犯そうとするんです。エッチシーンはキスに性器舐めぐらいです。

主導権を握られまいと乳首を責めたり言葉でいじめたりと、えっちに関してはかなり積極的。本番こそありませんが衆人環視エロが好きな人は大満足できる漫画かと思います。ふんわりとした雰囲気や柔らかそうな肢体は、女としての射命丸の魅力を充分に引き出しています。

しかし、欲張りなマゾの業というものは恐ろしいもので、行き着く果ては相手に自分へ一片の情け無く、ただただ嫌悪しながらマゾの快楽を与えて欲しいと思ってしまうのです。