早漏な僕を彼女とお母さんが体を張って鍛えてくれた 上巻

特に乳首を侵されてる場面が素晴らしかったです。盗撮物のイメージって陰鬱と脅迫。キャラのイラストも入っているため、内容は少なめ。後はこの作者さんにはよく見られる、セリフの言い回しやワードセンスが秀逸で、嫌でも読み手にえっちな気持ちにさせる何かがある。

コメディをモチーフにして、さらにスケベアレンジしたようなコスチュームがとてもエロいです。シコい。触手や異種姦物でよくある触手たちの快楽に負けて堕ちていく作品はもちろんいいものです。レズプレイ用のディルドで友人とセックスしたり、調教用貞操帯パンツを穿いて二人で散歩したりとレズTS物としても優秀です。

家訓によりあらかじめ自分の主人である叔父さんが居て、尽くさなきゃいけないのに「主人をつくり尽くすこと」を守るとか無理じゃん……。知らなくても十分、知ってたらもっと楽しめる作品だと思います。ラストの妊娠も言及は無し。少年が最初は彼女を思い出しオカズにするだけだったのが幾つものイベントを経て具体的なセックスを想像できるようになる流れがどこか感慨あって良かったですね。

作品内容はエロもあります。このサークルはSNSでの活動を一切やっておられないようで、このdlsiteで年一ほどで出す作品でしかお見かけすることができません。各話ごとにヒロインが登場します。この緩急が絶妙で、行為に入ったらすぐ気持ち良くなって豹変して「クールさはどこへ？」みたいな作品もある中で、ヒロインの冷徹さというか無気力さみたいなものを残しながら、上手いこと感じている様を表現しており、見事だと思いました。