兄嫁を肉欲で縛りつけて隷属させてやる 下巻

彼女の打算的な思惑に気づいている男です。前作に比べてページ数が少なめなので、少し寂しい気持ちになります。余談だけど、学園生活の中で、女装っ子が普通に女装っ子として暮らしているのは、なんかいいなぁと思っている。過去作合計4本に加えて、新たに書き下ろし作品がほぼ新作1本分のボリュームがあり、実質5本分のボリュームとなっておりますね。

不気味な怪物と女体と丁寧に描かれた触手が組み合わさって大変素晴らしいクオリティです。その後の眠姦とバックからの描写が非常によかった。催眠呪文の重ねがけって結構好きなんです。弱冠○○歳にして世界に擦れ切ってしまった少女の眼つきと言動にゾクゾクするいっぽうで、ドライな子作りになっていくのかと思ったら違いました。

この作品は違います。後半はヒロインがすっかり落ちるという点も含めてストレートにまとまっている。続編待ってます。ラストで思わぬキャラの悪堕ちも見れて満足です。どちらもシチュの違いからエロの描き方に差異はあるものの、躍動感ある肉体の絡みは共通であり、濃密さは健在である。

開発自体は途上のようです。粗めな線で描かれたかわいい顔とむっちりした肉体、夢のようなシチュエーションにパイズリならではの快感の演出など、満足感は高かったです。兄の歪んだ性癖を感じます。個人的に今作一番の見どころだと思ったのは、巾着（シャツめくって顔隠すやつ）プレイがあったことです。