MANIFEST vol.17

某マンションにて作者様を知り、購入いたしました。そして、キャラクターダイナミックも楽しめました。そうじゃ無くてもある程度楽しめる作品となっております。バカ息子みたいに見つつも、女というかメスっぽさもしっかり出ていて、義母と子という設定がうまく生きていてたまりません。

終始イチャイチャし他展開が続くので読んでて非常に幸福を感じました。長兄の歪んだ家族愛を感じます。主人公は売れない成人向けの作家。彼氏君と健全で穏やかな関係を結んできたヒロインがヤリチンな男に脅されて体を差し出してしまう王道な展開ですね。擬音や「ごしゅじん」といった短い吹き出しセリフが画面を覆いつくすようなレイアウトだと、ストーリー性は薄くエロ特化のような作品が多いと思うし、それ自体は好きな部類に入る。

独特な世界観と作者様の妙に気を引かされる言葉のセンスにあると思います。相手側の男性もちょっと意地悪はしつつも基本的にしたいことをさせてあげてるので、純愛好きに優しいシチュで嬉しいですね。これからもラブラブでいて欲しいですね。実際には中々実現できるものではありませんが、そんな願いを叶えてくれるのが本作。

そしてゲップ。このサークルさん特有の「頭空っぽで明るくセックス」を思う存分堪能できるので、ファンの方はもちろん、軽いノリでセックスしまくるシチュエーションが好きな方にオススメです。終始、明るいコミカルな作品で、一応、ハッピーエンドです。複数のふたなりヒロインということで、生えている竿は差別化するように描かれている。