インディゴブルーのグラデーション#8

ヒット作が生まれない。そう思ったら、続編が欲しくなりました。これをつまみに酒を飲めるくらいは可愛い。ご馳走様です。お声は高すぎず低すぎず、すごく好みのお声！兄も兄でイケメンでよかった。受けの、嫌がりつつも自らシェアハウスに赴いてるところも可愛いです。

また、双頭のバイブのシーンで、至極当たり前なんですが、1人が息んで出せば相手の中に深く入っていくというので、気持ちよくなりたくて動いてる訳では無いので自動に気持ちよくなれるというのが、凄く頭いいなと興奮しました。淫らに乱れ、後輩を煽る先輩の強烈さ。作者さんの画力がすごく高く、陰K・陰NOUなどとてもリアルで肌艶の出し方など、質感が伝わってくるようです。無理矢理っぽい雰囲気と嫌がる素振りをしながら、意外と乗り気なカレ。アヘってないというか、好きだから抱かれてるけど、心から抱かれてるんだけど、内面から快感に乱れきってないというか、心に芯というか品があるんですよ。

別の保育士や息子がいる部屋の隣でセックスしているところで、隣の部屋から息子が「ねーパパぁ、まだおうち帰らないの？！」の箇所はスリル満点。特にこの作品はキスの回数がめちゃくちゃ多いので、この辺り、とても重要だと思います。どのページを見てもカレがかわいい…… 肉がぎゅっと詰まって重そうなわがままボディがかわいい……とにかくこれだけは声を大にして言いたいです。基本、彼とのプレイが楽しめる本作ですが、回想によりのシーンもあります。

最後の感じだと続編ありそう？と期待しちゃいます。尻の穴の描き方が本当に好みでどストライクで感動しながら読んでた。ハピエンではないですが、オチもまとまっていて、何よりエロのクオリティが高い。良き塩梅でコメディ要素もあり、悲壮感はほとんど無いので、気軽にお読みになれるのではないでしょうか。中年のおじさんが訳も分からず一方的にレイプされる話です。