狼の処方箋

ちょっとすっきり。受けさんは一見するとお嫁さんの借金返済を迫られ、借金取りたちに身体を使ってご奉仕しなくてはいけなくなってしまうかわいそうな立場なのです実はお互いのことを性的対象として見ていたという。表紙の主人公が同族から犯されちゃいます。

パーフェクトな数々のプレイの中に、しっかり潮吹きシーンもあり！本作は一作目の続きのグッドエンドバージョンで、主人公は助け出されています。作家さん買いで、新刊出たら迷わず買っています。リリースが待ちきれなくて、過去に発行された本を全て読み返していたのですが、ひげ大福の描くモブはとても素敵だなと改めて実感しました。

強きな受けと押しの強い攻めとの距離が、どんどん近づいていく感じが文章だけでなくて声で表現されてて聞いてて胸がキュンキュンします。そういう世界観だったのか。行為後に勃起が収まる少年の息子もたまらない。お次に健やか明るいお相手で、かわ淫乱どメスアナルのすけべちゃんに引かないどころか素直に欲情してくれて、読んでいてどすけべちゃんよかったねぇ～と安心の展開。ひげ大福の作品は毎度楽しみに読んでおりますが、今回の作品では褐色好きの自分には好きすぎてたまらない作品でした。

猫耳パーカーに、猫目なのものすごくかわいい……。BLノベルではあるのですが、3人の関係性を楽しむ作品でした。初々しいのに、えっちなことに興味津々なのがけしかりませんでした！悲鳴に近い喘ぎも多いです。良き塩梅でコメディ要素もあり、悲壮感はほとんど無いので、気軽にお読みになれるのではないでしょうか。

キャストトークはラジオかと錯覚するほど流暢なトークを楽しめ、NG集ではプロのお仕事の空気を感じられ、本編以外でも様々な魅力に触れることができました。とにかくエロしかありません。狼の処方箋と題名で宣言するからには、それなりににぶいんだろうと覚悟はしていた。